
合同会社から株式会社への組織変更をお考えの方へ。組織変更により社会的信用と資金調達力が向上し、事業拡大をスムーズにサポートします。
組織変更の流れ|合同会社から株式会社へ
組織変更の内容(組織変更の効力発生日、組織変更後の株式会社の商号、本店所在地、事業目的、発行可能株式総数、役員氏名など)を記載した計画書を作成します。
効力発生日を定め、計画書は債権者や社員が閲覧できるよう備え置きます。
- 会社名の決定: 会社名(商号)を決めます。商号は重複しないように確認が必要です(商号調査)。
- 事業目的の決定: 会社が行う事業内容を明確にします。
- 本店所在地の決定: 会社の本店(登記上の住所、法人が事業を行う主たる場所)を決めます。
- 役員の決定: 取締役、代表取締役、監査役など、役員を決定します。
債権者保護のため、組織変更公告を官報に掲載します。掲載まで5~6営業日程度かかります。効力発生日の1か月以上前に官報公告が必要です。
知れている債権者へ個別に通知して異議申立期間を設けます。債権者がいなければ不要です。
合同会社の全社員(業務執行社員など)から組織変更計画への同意を書面で取得します。
株式会社、社団法人、財団法人の設立の場合、定款は公証人に認証が必要です(電子定款で認証を受けることができ、印紙代4万円の節約になります)。
発起人が出資金の払い込みを行います。株式を発行する場合、株主が出資金を払い込む必要があります。銀行口座に振り込むことで証明します。
効力発生日から2週間以内に、以下の登記を同時申請します。
- 組織変更前の合同会社の解散登記
- 組織変更後の株式会社の設立登記
法務局から完了の連絡があれば、登記完了した商業登記簿謄本を取得します。
税務署への届出: 法人設立後、税務署に法人設立届出書を提出する必要があります。
社会保険の加入手続き: 従業員を雇う場合は、社会保険への加入手続きも必要です。
準備期間から登記完了までは、少なくとも約2か月は要します。
余裕を持った期間設計が望ましいです。
設立手続に含まれる事項
- 類似商号調査
- 定款の作成・認証 *定款は電子定款対応可能です
- 各種設立書類の作成
- 設立登記申請
電子定款
電子定款とは、会社設立時に作成する定款(会社の基本情報や組織・運営に関する根本規則)を電子データ(PDF形式など)で作成し、オンラインで提出する方法です。従来の定款は紙で作成し、印紙税として4万円を支払う必要がありましたが、電子定款の場合は印紙税が不要になります。
具体的には、電子署名を付与した定款を作成し、電子証明書を使って認証します。これにより、会社設立の手続きがオンラインで完結し費用を節約しながらスムーズに進めることができると共に、ペーパーレス化による管理も推進できます。
費用
司法書士報酬 | 登録免許税 | 実費 | |
---|---|---|---|
合同会社の解散 | 44,000円~/1件 | 3万円 | 官報公告*、郵券他 |
株式会社の設立 | 88,000円~/1件 | 資本金の0.15% 3万円に満たない場合は3万円 | 公証人手数料**、定款収入印紙代**、郵券他 |
*官報公告は、3万円~4万円程度です(公告する行数により異なります)
**会社:公証人の定款認証手数料は、3万円~5万数千円です(資本金の額により異なります)
***電子定款にすると収入印紙代4万円は不要となります
なお、設立する事業によっては許認可が必要な場合があります。その際は、管轄の行政機関へ申請が必要となります(許認可が必要な場合は別途費用がかかります)
手続の流れ
設立する会社・法人の情報(会社形態、発起人、役員、商号、本店所在地、資本金の額等)をお聞かせください
ご準備できていない場合は何をいつまでに決めないといけないかをご案内させていただきます
司法書士でできる調査等もご案内いたします
必要な情報をご提供いただきましたらお見積りを提供させていただきますのでご検討ください
ご依頼いただける場合は、次のステップへ進みます
申請に必要な書類の作成・収集をします
所定の銀行口座へ費用をお振込みください
設立の登記申請を行います
登記が完了しましたら完了謄本をご送付いたします